靖国神社に行ってみた!
軍オタとか歴オタみたいな人達に混じって、連れていってもらいました、終戦記念日の靖国へ。
なんかもっと、右翼左翼入り乱れてすごいことになってるのかと思ってましたが、九段下の一番出口からまっすぐの道を、チラシ配りや署名運動の人達が埋め尽くしていたけれど、まあ、そんなもんでした。
ほぼ右翼系なのかな~と、思ってみていましたが、中には台湾を台湾としてオリンピックに出させろというやつとか、ヴィーガニズムのやつもありました。
そして、お昼ちょっと前に着くように行って、参拝待機列に並びました。コミケの大手サークルの待機列ぐらいの人数かなと思いました。
正午から、黙祷をささげたのち、天皇陛下が日本武道館でスピーチしてるのが放送で流れるのを聞き終わると、待機列が動き始めました。天皇陛下のスピーチが終わるまでは、傾聴するということなのでしょう。
参拝後には、遊就館という、資料館みたいなところへ行きました。
スゴい資料がたくさんありました。
大人1000円です。これは、じっくり見たらばとてもお得なお値段だと思います。
中でも人間魚雷「回天」の(たぶん)現物がまるごと展示してあったり、輪切りにして、人が乗り込む場所を見えるようにしてあるのがすごかった。わっ、これに、こうして乗って………と思うと、いやもう、言葉を失います。
そして、合祀されている方々のおびただしい遺影の展示。それでも、遺影が展示されているのはごく一部の方々だけなのですが、そのお顔が、ずらりと並んでいるさまは、ずっしりと胸に来るものがありました。
一人一人のお顔の後ろに、それぞれの人生があったのです。
そうして、そのようにして戦争で亡くなられた方々は、合祀されている方々以外にも、何倍?何十倍?何百倍?わからないですが、そのずっしり感の比ではないくらいに、重い、語りかけをして来ます。
それと、個人的になぜか思い入れのある昭和天皇の肖像画を見、終戦の玉音放送の文面の展示を読み、涙が出そうになりました。
戦争を、しないために、何ができるでしょうか。
これからも学んでいきたいと思います。