庭木実のるデス

庭木実のるのブログ

叱りつける人

職場で、特定の人を叱りつける人がいて、まあ、叱られてるのは、いわゆるいじめられやすい人だから、ターゲットになるのは仕方ないというか、不可避なんだけど、

叱るほうの人、なんでそんなに、でかい声で怒鳴りつけるのかなって思うんだよね。

ストレス発散なの?

それとも、歪んだ愛情?

自分が親にされてきたことをその人にぶつけてるの?

なんにしても、仕事としてみると完全に失敗だ。

仕事のできない人を叱るときに、「なんでできないの?」と怒鳴るのは最悪パターン。

わかる人にはすぐピンと来るだろうけど。

できない理由を本人に訊いてもわかりません。

怒鳴られて怖かった印象しか植え付けられないので、次の仕事の改善に繋がりません。

だから、もしその人がちゃんと仕事をする気があるなら、あなたの仕事は失敗してると伝えたいんだけど、単なるイジメでストレス発散なら、早いとこ辞めてほしいです。

だけど、この最悪パターンの叱り方、よく親が子どもを叱るときに、ありがちなパターンなんですよね。

なんでできないか。

教わってない、訓練を受けてない、能力が育ってない、等が原因です。

つまり、指導する人が仕事をしていない、指導のノウハウすら知らない、ってことです。

やり方を教え、やらせてみて、うまくいかなければ、その部分の軌道修正を行ったり、反復練習により成長を促す、それには時間がかかります。ということを、指導者が理解していない。

それなのに、なんでできないの?!と、できない子が百パーセント悪いかのように叱りつけることで、できない子のレッテルを貼って固定化する。

ダメな子製造機です。

そして人材を潰し、世の中を悪くしていきます。

少なくとも、怒鳴るのはやめましょう。

なんでできないのか、指導する立場にある以上、部下ができないのは指導者の責任です。

怒鳴っていじめて、自分から辞めていくように仕向けるなんて、無能の証明でしかありません。